図●シスコシステムズのセキュリティ製品ポートフォリオ
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 シスコシステムズ日本法人は2015年3月10日、都内で開催した記者会見で、米シスコシステムズのセキュリティ事業戦略について説明した。同社日本法人 セキュリティ事業の桜田仁隆部長は「社内での技術開発に加え、優れた技術を持つ会社を買収することで、広範なセキュリティ製品を顧客に提供できる体制を構築する」と語った。

 同社はここ2年ほど、企業買収を通じてセキュリティ製品のラインアップを一気に拡充させた()。2013年にはIPS(侵入防止システム)やウイルス対策の米ソースファイアを、2014年にはサンドボックス型ウイルス解析の米スレットグリッドを買収している。「現時点で専用の製品がないのは、WAF、DDoS対策、SIEMくらい」(同社日本法人 セキュリティ事業 テクニカルソリューションズアーキテクトの西原敏夫氏)。

 シスコシステムズは、これらの製品群から収集したサイバー脅威情報を、単一のリサーチグループに集めて解析している。買収で得たセキュリティ製品を通じてサイバー攻撃の解析能力を高め、「世界で最も信頼されるセキュリティアドバイザーを目指す」(桜田部長)としている。