図●国内のECサイト構築市場/ECサイト運営代行市場規模予測
(出所:矢野経済研究所)
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 シンクタンクの矢野経済研究所は2016年2月26日、パッケージやSaaSなどのECサイト構築ソリューションと運営代行ソリューションに関する調査結果を発表した()。

 それによると、2015年度の国内のECサイト構築ソリューションの市場規模(事業者売上高ベース)は、前年度比6.5%増の226億3000万円にまで拡大すると予測した。一方、ECサイト運営代行ソリューションの市場規模(事業者売上高ベース)は、同29.2%増の15億5000万円に達すると分析した。

 2015年度のECサイト構築ソリューション市場は、スマートフォンの普及などを追い風にEC市場が拡大基調にある中、オムニチャネル対応などを契機とするEC事業者の旺盛なIT投資意欲に支えられたと指摘。着実に成長を続けているという。

 今後はASPカートのシェア拡大による低価格化が進み、金額ベースの伸びは微増トレンドとなる。2020年度のECサイト構築ソリューションの市場規模は、2015年度比26.1%増の285億3000万円にまで拡大すると予測した。

 一方、ECサイト運用代行ソリューションは、国内のEC市場の拡大に加え、海外でのEC販売への対応強化を模索するEC事業者のニーズが高まっているという。

 これによりECサイト運営代行事業者側の体制整備が進み、着実に市場は拡大すると見込まれる。矢野経済研究所は、2020年度のECサイト運営代行ソリューションの市場規模は、2015年度比67.1%増の25億9000万円に拡大すると予測する。

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