北海道エリアを管轄する国土交通省の航空管制システムで2017年11月24日午後8時頃に障害が発生し、午後9時20分頃にかけて北海道周辺の空域に進入できなくなった。全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)をはじめとする航空各社の運航便に、遅延・欠航・他空港への着陸や出発地への引き返しなどの影響が出ている。

札幌便の羽田空港への引き返しを知らせるANAのWebサイト
(出所:全日本空輸)
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 ANAは「午後8時頃から管制とコンタクトが取れない状態が続いていた。新千歳に向かう便で離陸前のものは出発待機としており、飛行中の便は羽田か成田に引き返しや目的地外着陸する措置を採っている。10~20便に影響が出るとみている」とする。

 JALは新千歳発秋田行きの2827便と折り返しの秋田発新千歳行き2828便が欠航となった。このほか、羽田発529便と成田発3049便はいったん出発地へ引き返し、再び新千歳に向かう予定。伊丹発2019便は「伊丹の運用時間が終了したため関西空港に目的地外着陸し、関空から再び新千歳に向かった」(JAL)。

 ANAによれば午後9時40分頃に国土交通省航空局から「システムが復旧した。原因は確認中」と連絡があったという。