KDDI(au)は2017年11月16日、LPWA(ローパワー・ワイドエリア)方式の通信サービス「KDDI IoTコネクト LPWA」を2018年1月に始めると発表した。主にIoT(インターネット・オブ・シングズ)向けに、LTEより低速ながら大幅に低コストな通信手段としての利用を見込む。月額料金(税抜き)は40~200円。

セルラーLPWAの商用サービスを2018年1月に開始
出所:KDDI
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 LTEから派生したいわゆる「セルラーLPWA」の一つである「カテゴリーM(LTE-M、カテゴリーM1)」規格を採用し、「au 4G LTE」の全国のサービスエリアで利用できる。併せて、電波状況などに応じて同じデータを最大32回送信し受信側で合成する「エリアカバレッジ拡張技術」を使い、LTEでは圏外となる屋内や非居住地などでも利用可能とする。

 消費電力の低減技術は、端末の待ち受け時に基地局からの電波をサーチする間隔を最大43分まで延ばす「eDRX」と、電波のサーチを最大13日間停止する「PSM」を実装している。1.28秒間隔で電波をサーチする通常のLTEと比べ、消費電力を大幅に減らせるとする。

今回提供するのは、セルラーLPWAのうち「カテゴリーM(LTE-M、カテゴリーM1)」と呼ぶ規格になる
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 月額料金は、月間のデータ通信量が10Kバイト以内かつ契約数が500万1回線以上のケースが最も安く40円から。同500Kバイト以内かつ同1万回線以内のケースが最も高く200円となる。

月額料金は、月当たりの通信量と契約回線数により40~200円
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 KDDIは同サービスと併せて、端末の回線状態、電池残量、電波強度などを遠隔で管理したり、端末の省電力モードの設定変更やファームウエアの更新などを遠隔で実行したりできるオプションサービス「KDDI IoTコネクト デバイス管理」を提供する。月額料金は契約回線数により20~50円で、ほかにデバイスの遠隔設定とファームウエアの更新は、1台・1回当たりそれぞれ10円、50円かかる。