日本郵便とローソンは2017年10月31日、システム障害のため停止していたローソン店舗での「e発送サービス」の取り扱いを再開した。6月28日のシステム障害発生以来停止が続いていたが、約4カ月ぶりに復旧した。

サービス再開を知らせるローソン「e発送サービス」のWebサイト
(出所:ローソン)
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 e発送サービスは、「ヤフオク!」「メルカリ」などCtoC(個人間取引)型ECサイト利用時に、出品者が送り状の記入などを省略できるサービスである。6月20日に日本郵便とローソンがシステムを接続してサービスを開始した。だが、同月28日に日本郵便のサーバーでシステム障害が発生。その後、日本郵便は郵便局の端末でのサービス提供を再開したが、ローソンは店頭端末「Loppi(ロッピー)」を設置した約1万2300店舗でのサービス提供を停止したままだった。

 システム障害の原因は日本郵便のサーバーで同時アクセス制御に不具合があったことによる。日本郵便は7月までに不具合の修正と、ローソン側との連携テストを済ませた。だが、ローソンがサービス再開に同意しない状況が続いた。

 日本郵便は、ローソンでのサービス停止が長期化する中で、郵便局へのe発送サービス専用端末「ゆうプリタッチ」の設置を前倒しで進め、10月までに約2700局に設置した。さらに、10月23日からは、簡易郵便局を除く約2万局の窓口でもe発送サービスを利用できるようにしていた。

 ローソンは「再びお客様や加盟店に迷惑をかけることがないように、システム面やお客様への案内の仕方などについて時間をかけて慎重に検討した」(広報室)と説明。日本郵便は「システムの不具合を解消したうえでローソンと話し合いを続けてきたが、このたび合意に至った」(広報室)としている。