東日本銀行で2017年10月16日朝に発生したシステム障害は、依然として同行内の現金自動預払機(ATM)が利用できない状況が続いている。

システム障害の発生を知らせる東日本銀行のWebサイト
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 今回の障害では当初、ATMのほか店舗の有人窓口やインターネットバンキングなどを含む全ての取引ができない状態となった。その後、午前10時45分に有人窓口の、午前11時40分にインターネットバンキングの取引を再開し、その後はATMの復旧作業を進めている。なお他行ATMで東日本銀行のキャッシュカードを使った取引は可能で、この際にかかる他行宛手数料は同行が負担するとしている。

 同行は同日午後5時30分現在「店舗の営業が終了し、現在は店内でATMの復旧に注力している。遅くとも今日中、できるだけ早い時間の復旧を目指している」(広報)とコメント。「お客様に多大なご不便・ご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げる。現在、当行ATM復旧に向けて作業中で、復旧次第改めてお知らせする」(プレスリリース)としている。

 障害が発生したシステムや障害の内容などについては「現時点では確認できていない」(広報)としている。

 東日本銀行は首都圏を地盤とする地方銀行で、預金残高は2兆111億円。東京都や茨城県を中心に85の本支店・出張所を持つ。2016年4月に横浜銀行と経営統合し、持ち株会社「コンコルディア・フィナンシャルグループ」の傘下となっている。東日本銀行は現在、富士通の勘定系システムを利用しているが、2019年1月をめどに横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行、七十七銀行が共同利用しているNTTデータの勘定系システムに切り替えることを、2016年11月に表明している。