業務システムの開発やソフトウエアの販売を手掛けるBlueMemeは2018年1月24日、アジャイル開発手法に特化した企業向けのシステム開発会社を設立したと発表した。アジャイル開発手法に対する企業からのニーズが高まるとみて、開発を請け負える体制を整える。2018年度中に50人程度の開発人員を確保し、徐々に人数を増やしながら「5年後には300人規模に増やす」(BlueMemeの松岡真功社長)考えだ。

 2017年12月1日に全額出資の新会社「OpenModels」を設立し、2018年1月24日に営業を始めた。松岡社長がOpenModelsの社長を兼任する。ポルトガルのアウトシステムズ製の超高速開発ツール「OutSystems Platform」などを用いた企業向けシステム開発事業を展開する。新会社の設立に当たり、BlueMemeに出資するシステム開発会社の情報技術開発(tdi)とコンサルティング会社のシグマクシスと提携。3社が新会社に人員を供給するとともに、アジャイル開発手法を使うシステム開発案件を新会社に紹介する。

新会社の社長に就く松岡真功BlueMeme社長
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 BlueMemeはOutSystems Platformの国内販売総代理店としてライセンスの販売や技術サポートなどを手掛けてきた。松岡社長は「アジャイル開発手法では顧客企業の関与の度合いをどれだけ高めるかが大事。我々が培った方法論を駆使すればもっとアジャイル開発の価値を引き出せる」と話す。BlueMemeが確立した技術や開発体制、ガイドライン、ソフト部品などを使い、新会社がコンサルティングやプロジェクト管理、開発、運用・保守などのサービスを一貫して提供していく。

 新会社はクラウド上で動かすアプリケーションの新規開発やERPパッケージのアドオンの開発、メインフレーム上の業務システムのオープン系の環境への移行などを請け負う。アジャイル開発手法の効果を確認してもらうために、専属の開発者が比較的小規模なアプリケーションを短期間で開発するサービスも提供する。設備予約や見積もりなどのアプリケーションを想定する。

 新会社の社員や提携企業の社員を合わせて開発人員を確保する。まず2019年3月までに50人体制にする。3社が供給する人員のほか、新会社独自の人材採用も検討する。2021年3月までには150人に増強する計画だ。初年度から「黒字にしていく」(松岡社長)。