Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略。AI(人工知能)などを用いて、オフィス業務の効率化・自動化を図る。考え方は以前からあるが、最近は働き方改革の観点から注目されている。

 RPAは、ソフトウエアのロボット技術を活用し、オフィス業務の効率化や自動化を図ること。以前からある考え方だが、近年の働き方改革の観点から注目されている。2016年7月には、RPAテクノロジーズが発起人となって業界団体の「日本RPA協会」も発足した。

 自動化の対象は主に定型業務で、定められた手順の事務を人に代わってソフトが処理する。ロボットによる自動化は製造現場のライン業務では導入が進んでいる一方、オフィス業務は定型業務とはいっても人の判断が求められる場面が多いため、作業の代行は難しいとされてきた。しかし近年、AIや機械学習も取り入れ、プログラミングをしなくても処理ルールを作成できるRPAツールが続々と登場している。

 代表的な製品として「Automation Anywhere」(米Automation Anywhere)、「Kapow」米(Kofax)などがある。国産で有名な製品はRPAテクノロジーズの「BizRobo!(ビズロボ)」で、保険、流通、小売など100社超の企業に採用されている。例えば三菱東京UFJ銀行は、同製品により、2015年中に8000時間の事務作業を削減できたという。

RPAの業界団体も発足
日本RPA 協会のトップページ(http://rpa-japan.com/)。定期的にセミナーを開催してRPA の情報を提供している
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出典:日経パソコン 2017年10月9日号 p.11
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