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デジタルディスラプションで投資を拡大、CIOとしての取り組みは(上)

2017/12/18

Clint Boulton CIO

 今回の記事では、一線級のCIOがイノベーションを促進するために行っている取り組みについて数例を紹介する。

 さまざまな業種にデジタルディスラプションの波が及び、企業はイノベーションへの投資拡大を迫られている。競合他社も同じ目標へ向かっていることを痛感している各社は、新たなリスクをとりながらデジタルトランスフォーメーションを追求し、既存のサービスの拡充や、隣接市場への進出を目指して、新しいデジタルサービスや将来性を模索している。

 現在の自社の動きは十分な速さだと考えている最高情報責任者(CIO)はほとんどいない。米Gartnerの調査では、競争力を維持するために自社のデジタル化のペースを速める必要があるとの見解を示したビジネスリーダーが3分の2に及んだ。デジタル化という責務がIT部門にのしかかる中、CIOの役割は、御用聞きの技術屋から、データや各種ツールを利用して売上を拡大することに注力する経営幹部へと変わりつつある。

 実際、世界98カ国で3160人のCIOを対象に実施したGartnerの調査で、自らが会社でイノベーションとトランスフォーメーションの重要な推進役だとの認識を示した割合は84%に上った。もちろん、各CIOが具体的にどのように取り組んでいるかは、それぞれの業種が直面している課題によって異なるが、ある程度の数のCIOに話を聞いていくと、共通する戦略的特徴が浮かび上がる。今回の記事では、一線級のCIOがイノベーションを促進するために行っている取り組みについて数例を紹介する。

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