TOPアプリ/OS > AIは新たなルネサンスをもたらすか(下)

アプリ/OS

AIは新たなルネサンスをもたらすか(下)

2018/07/13

Marc Dimmick CIO Australia

 人工知能(AI)は、史上最高の速さで破壊的変化と富をもたらす存在になりつつある。AIはあらゆるものに大きな影響を及ぼす。次の10年で、半数以上の職業が消え、AIや次世代のロボット技術が取って代わるとされている。

前回から続く)

新たなルネサンス

 AIの登場で、人間は仕事に伴う面倒な作業から解放されそうだ。こうした変化を受け入れた企業は成長し、そうでない企業は消え去る。AIやロボット技術は、社会と文化に大きな影響をもたらしつつある。

 テクノロジーに異議を唱える声は高まり、人々は活動家になりつつある。仕事に対する報酬の不均衡が多くの人に影響を与えている。タクシー運転手はUberの煽りを受け、ホテルはAirbnbの煽りを受けている。同じような事例はほかにも数多くある。枠組みが変わり、不満を感じている人は多い。この状況は、産業革命期の家内工業とよく似ている。機械化の流れを受けて、Ned Luddという人物が率いたとされるラッダイト運動(機械打ち壊し運動)が盛んになった頃だ。

 権益を奪われた労働者が、イノベーションの波をかぶり、産業レベルの変化に見舞われ、自分たちの業界の崩壊に直面する。これは、産業革命期のラッダイト運動にも通じる話に思える。

↑ページ先頭へ