TOPアプリ/OS > グラフデータベースの基礎知識(中)

アプリ/OS

グラフデータベースの基礎知識(中)

2018/04/11

Serdar Yegulalp InfoWorld

 今回の記事では、グラフデータベースとは何なのか、他のデータベースとどう違うのか、データに関するどのような問題を解決するためのものなのかを見ていくことにしよう。

前回から続く)

グラフデータベースの用途

 グラフデータベースが特に威力を発揮するのは、扱うデータの間に密接なつながりがあって、その結び付きや参照を表現する必要があり、一般に関係が多対多の場合だ。

 ここでも、ソーシャルネットワークがよい例だ。グラフデータベースなら、ソーシャルネットワークで使われているフィードのようなデータビューを生成する際の処理が少なくて済む。あるいは、ネットワーク内の既存の友達と関係が近い人について、知り合いかもしれないという候補を判断する処理も簡単になる。

 別の用途としては、他のデータ表現では導き出すのが難しいパターンやつながりをグラフデータから見つけ出すというものがある。詐欺検知システムでは、グラフデータベースを使って、他の方法では割り出しにくいかもしれない実体同士の関係を明らかにしている。

 グラフデータベースは、実体同士の関係や相互依存性を管理するアプリケーションにもよく合う。例えば、レコメンドエンジン、コンテンツ/アセット管理システム、ID/アクセス管理システム、法令遵守ソリューション、リスクマネジメントソリューションは、舞台裏でグラフデータベースが使われていることがよくある。

↑ページ先頭へ