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給与の透明性と公正さが人材維持に及ぼす効果(前)

2017/03/28

Sharon Florentine CIO

 米PayScaleは2017年2月、企業の報酬施策に関する年次レポート「2017 Compensation Best Practices Report」を発表した。それによると、社員との間で強固な信頼関係を構築したり、給与の透明性や公正さに重きを置いたりする目的で、報酬戦略や慣習を見直す動きがますます進んでいる。

 このレポートは、企業の報酬施策に関するクラウドサービスを手がけるPayScaleが、企業の経営陣、業務部門の管理職、人事担当幹部、給与担当者ら7700人を対象に実施した調査の結果をまとめたもので、報酬、事業拡大、採用、人材維持に関する企業の姿勢が見て取れる。主要な労働市場で人材の獲得競争が激しさを増す中、多くの企業で変化が進みつつあることが、今回のレポートで分かる。

 具体的には、企業各社は、社員と信頼し合える関係を構築してエンゲージメントの強化を促す目的から、給与のポリシーやプロセスを精査し、給与に関するオープンな姿勢と透明性を高めようとしている。今回のレポートの公開を伝えるプレスリリースの中でそのような見解を表明しているのは、PayScaleのCEO(最高経営責任者)兼社長、Mike Metzger氏だ。

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