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リファラル採用の大きなマイナス面とは(前)

2018/03/13

Terena Bell CSO

 同社が発表した調査結果のレポート「The Impact of Job Referrals」によると、調査対象者のうちで、紹介を通じて現在の職を得た人は約40%だった。紹介者の種類として最も多かったのは親族や親しい友人(新たに入社した人全体の14%)で、元同僚(11%)、同職者や顧客と続いた。また、全体の傾向として、どの種類でも紹介で入った人の方が、実際にエンゲージメントや仕事の満足度が高かった。親族や友人から紹介を受けた人の53%は、入社先企業に満足していると回答した。

 「理由は分からないが、紹介者が誰であれ、紹介を受けて入社した人の方が、紹介を受けていない人に比べて、入社先企業への満足度が高いという結果が出た」とFrank氏は言う。ただし、給与の提示額は、親族や親しい友人から紹介を受けた人の方が低いという結果になり、給与に影響する他の要因を考慮すると、平均の提示より1600ドル低かった。

最も価値が高い紹介者は

 今回のPayScaleの調査では、候補者にとっても、採用側の企業にとっても、紹介の中で最も価値が高いのは、ビジネス上の知り合い(元同僚、同職者、顧客)からの紹介という結果になった。親族や親しい友人からの紹介と比べてもエンゲージメントが高く、ビジネス上の知り合いから紹介を受けた人の60%は、入社先企業に満足していると回答した。

 しかも、ビジネス上の知り合いからの紹介は、男性に関しては、給与が8200ドル上がる結果になった。一方、女性は上昇幅がずっと小さく、3700ドルだった。この点は、リファラル採用が持つ大きなマイナス面の1つを浮き彫りにしているとFrank氏は指摘する。すなわち、多様性(ダイバーシティ)に悪影響をもたらしかねないという問題だ。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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