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現在もニーズがある旧来のプログラミングスキル9選(下)

2018/01/19

Sarah K. White CIO

 Computerworldは、企業のIT幹部196人を対象とした調査で、レガシープラットフォームについて尋ねた。現在も利用し、人材を雇っているレガシープラットフォームは何かという質問だ。今回の記事では、その回答で挙がった9種類のプラットフォームや言語を紹介する。

前回から続く)

DelphiとObject Pascal

 DelphiとObject Pascalは密接につながっている。Pascalベースのプログラミング言語であるObject PascalをDelphiで使うという関係だ。Object Pascalは使いやすい高水準のプログラミング言語であるのに対し、Pascalは汎用的な低水準のプログラミング言語を指向している。Object Pascalは1990年代に開発され、1995年にWindows 3.1向けとしてリリースされた後、複数のバージョンやバリエーション、別言語の登場へとつながった。

 調査結果では、現在も利用しているレガシープラットフォームとしてDelphiとObject Pascalを挙げたのは3%にとどまった。Delphiのスキルを持つ人材は、ソフトウエア開発者、エンジニア、プログラマらに見つかる可能性が高い。

Fortran

 Fortran(Formula Translation)は、科学技術計算のアルゴリズム向けに設計されたプログラミング言語だ。航空宇宙工学、機械工学、ソフトウエア工学などの分野でエンジニアや数学者らが主に利用している。今回の記事で挙げた中では最も古い言語だ。1950年代にIBMが開発した後、数十年にわたって、気象予測や計算物理学をはじめとする高性能コンピューティングの処理で主流のプログラミング言語だった。

 今回の調査で、現在も利用しているレガシープラットフォームとしてFortranを挙げたのは3%にとどまった。しかし、ベテランのITワーカーの転職や退職が進めば、状況は変わるかもしれない。旧来のスキルを持つ候補者を探している企業もあるかもしれないので、履歴書やLinkedInのプロフィールには、念のためこうしたスキルも記載しておくとよい。Fortranのスキルを持つ人材は、ソフトウエアエンジニア、航空宇宙系エンジニア、機械系エンジニアらの間で見つかりそうだ。

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