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Go言語のコードをJavaScriptに変換する「Joy」

2017/12/21

Paul Krill InfoWorld

 米Googleが開発したGo言語(Golang)をWebプログラミングに使いたいと考えている開発者は、オープンソースのコンパイラ「Joy」を試してみてもよいかもしれない。現在はベータ段階で、本番環境向けの正式版には至っていないが、Goで作成したコードをJavaScriptに変換できる。

Credit: Thinkstock

 Joyプロジェクトの説明によると、このコンパイラでは、Goの流儀のコードをJavaScript(ECMAScript 3)のコードに変換し、どのブラウザでも動かせるようになる。(ロードマップでは、ECMAScript 5のコードへの対応にも言及している)。また、JavaScript開発者がGoの型システムやツールを使うこともできる。Joyプロジェクトを立ち上げたMatthew Mueller氏によると、Joyのトランスレータの開発は9割程度まで完了している。

 今後のロードマップでは、Goから変換できるJavaScriptのバリエーションの拡大や、汎用性のあるバイナリフォーマット「WebAssembly」への変換に対応する計画などが示されている。また、JavaScriptのUIライブラリ「React」や、その代替ライブラリである「Preact」のサポートも予定している。

 Joyコンパイラは、Goのコードをパースして抽象構文木(AST:Abstract Syntax Tree)を生成し、インデックスの処理をへて、依存関係グラフを作成する。そして、GoのASTをJavaScriptのASTに変換したうえで、JavaScriptのコードを生成する。

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