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Microsoft、量子コンピューティング向け開発キットを公開

2017/12/14

George Nott CIO

 米Microsoftは現地時間2017年12月11日、量子コンピューター向けプログラムの開発キット「Quantum Development Kit」のプレビュー版を公開した。同社サイトからダウンロードできる。量子コンピューティング革命の中で開発者の力になるツールだとしている。

Credit: IDG

 この開発キットは3つの要素から成る。(1)量子コンピューティング用のプログラミング言語「Q#」、(2)量子コンピューティングのシミュレーター(ローカルとAzure)、(3)量子コンピューティング向けコードのライブラリやサンプルだ。

 Q#は、量子ビット用のネイティブな型体系や演算子などを備えた高水準のプログラミング言語で、Visual Studioと完全に統合されている。

 シミュレーターは、Q#で開発した量子アルゴリズムやソリューションをテストするためのもの。ローカルのシミュレーターは、ユーザーの開発システム上で動作し、Visual Studioの中から使える。ブレークポイントの設定やコードへのステップインなど、完全なデバッグをサポートしている。

 Azure上で動くシミュレーターは、クラウドベースで拡張性があり、40量子ビットを超える量子コンピューターの動作をシミュレートできる。また、量子コンピューターで動作するコードの最適化や、必要なリソースのコストの判断に役立つトレースシミュレーターも開発キットに含まれる。

 さらに、Q#のサンプルコードやライブラリ、チュートリアル、コード部品も利用できる。量子分野の精鋭が開発したとのことだ。これらのサンプルやライブラリはGitHubで公開されている。

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