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中間管理職も人工知能に仕事を奪われる?

2018/01/25

Byron Connolly CIO

 オートメーションや人工知能(AI)のテクノロジーによって、世界各地でブルーカラーの仕事は少なからず奪われつつあるようだが、新たな調査結果によると、中間管理職も未来は不透明なようだ。

 米Pegasystemsが世界各地で主要業種の企業幹部845人を対象に実施した調査によると、回答者の72%は、AIやロボット技術の利用が増えることによって、多くの企業や組織の中間管理者が今後10年間で激減すると考えている。

 これは、中間管理職の当人たちにとっては悪い知らせだが、部下にあたる社員たちにとっては朗報だ。回答者の78%は、AIの支援によって下位の社員たちが十分な情報に基づく決定を下せるようになるとの認識を示した。「従来の階層構造のフラット化につながる」と調査結果は説明している。

 既にブルーカラーの職はオートメーションによって「長期にわたって容赦なく奪われてきた」と同調査は指摘する。その中で引用されている米ボールステイト大学の調査によると、米国で2000~2010年に失われた製造業の雇用は約560万で、そのうち85%は、オートメーションや技術的変化によるものだった。

 今回の調査結果によれば、品質管理、スケジューリング、作業調整など、多種多様な管理業務にAIを導入することは、今後5年間で標準的なことになると企業幹部らは見ている。

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