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セキュリティ

AMD、「Spectre」対策のアップデートを提供へ、ただし適用は任意

2018/01/16

Brad Chacos PCWorld

 現代のあらゆるコンピューター、スマートフォン、タブレットに影響する重大なCPU脆弱性「Spectre」に関して、米AMDは現地時間2018年1月11日、同社CPU向けにファームウエアアップデートを提供することを明らかにした。だが、米Intelが早急にリリースしたアップデートとは違って、緊急性の高いインストール必須のパッチという扱いではない。

Credit: Gordon Mah Ung/IDG

 Spectreと「Meltdown」の情報が公表された1月3日の時点で、AMDは、同社CPUにはMeltdownの脆弱性はないと表明した。またSpectreの2種類の脆弱性のうち、バリアント1については、OSやソフトウエアのアップデートで解決できると説明。バリアント2については、「AMDはアーキテクチャーが異なることから、悪用のリスクはゼロに近い」と述べていた。

 そして今回の発表でも、同社のMark Papermaster最高技術責任者(CTO)は、「当社としては、AMDプロセッサのアーキテクチャーでは、バリアント2の悪用は難しいと考えている」と説明しているが、その一方で、脅威を緩和するためのパッチを提供することを明らかにした。

 AMDは、「Ryzen」「EPYC」の各プロセッサに対応するマイクロコードのアップデートを、これを発表した1月11日の週から、パートナー企業に向けてリリースする。このアップデートの適用は「任意」だとしている。旧世代のプロセッサ向けのアップデートも今後提供する。Intelと同じで、AMDのアップデートも、利用者がAMDから直接入手することはできない。パソコンやマザーボードのメーカーのサポートページからダウンロードする必要がある。

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