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W3Cが「HTML 5.2」を勧告、変更点は

2017/12/25

Paul Krill InfoWorld

 Web技術の標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)は2017年12月14日、「HTML 5.2」を勧告とした。HTML5の中心をなす正式な仕様の最新版だ。

Credit: Thinkstock

 HTML 5.2の仕様は、Webページの構造について定めている。今回のバージョンアップでは、セキュリティやオンライン決済に関する機能が強化されたほか、新機能を追加し、不備の修正などが行われた。また、モダンWebプラットフォームで不要と考えられる機能が廃止となった。

HTML 5.2の新機能と変更点

 HTML 5.2の主な新機能は次のとおりだ。

  • Content Security Policyへの対応。Webページがリソースの取得や実行を行う際に、使用を認めるリソース提供元をWeb開発者が制御するための仕組みを利用できる。また、セキュリティに関するその他の判断もカバーしている。開発するアプリケーションの防御を固め、クロスサイトスクリプティングなど、コンテンツを埋め込まれるタイプの脆弱性のリスクを軽減できる。
  • Payment Request APIへの対応。Web上で商品やサービスを販売する際に、最小限の手間で決済手段を提供できるように標準化されたAPIを利用できる。ブラウザーは、決済の当事者(売り手、買い手、決済手段提供者)の仲立ちとして機能する。Web上の決済を扱いやすくして、リスクを軽減することを狙いとしたAPIだ。
  • リッチ・インターネット・アプリケーションのアクセシビリティ。障がいを持つ人々に対して、優れたユーザーエクスペリエンスを提供できる。アクセシビリティと相互運用性を高めるためのフレームワークが用意されている。
  • main要素の定義の更新。現代のレスポンシブデザインのパターンに対応できるようになった。

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