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IEEE、AIなどの自律システムの倫理面を論じた文書の第2版を公開

2017/12/18

George Nott Computerworld

 インテリジェントな自律型システムが広がっていく中で、こうしたシステムに携わる設計者や開発者は、自らが生み出すものが持つ倫理面について、立ち止まって考察する必要がある。それが米国電気電子学会(IEEE)の見解だ。

 IEEEは先日、自律型システムの倫理面についての論点をまとめた文書「Ethically Aligned Design(倫理的に調和したデザイン)」の第2版を公開した。自律型システムの主眼が人間から離れていかないようにする取り組みの1つだ。

 「こうしたシステムは、機能的な目標を満たしたり、技術的な問題を解決したりという域にとどまらず、人々に恩恵をもたらす形でふるまう必要がある。その結果、人間とテクノロジーとの間で、より高い水準の信頼が可能になる。日常生活の至るところでテクノロジーを有益に利用するためには、そのような高水準の信頼が必要だ」と、この文書は述べている。

 同文書は、学界、産業界、行政に携わる約250人が1年間にわたって議論してきた成果だ。自律型システムの透明性、データプライバシー、アルゴリズムのバイアス、複合現実といった項目や、ユーザーの行動や感情に影響を及ぼす目的でインテリジェントシステムが公然または秘密裏に行う操作の倫理面など、さまざまなテーマを取り上げている。IEEEは、この文書についての意見を、2018年3月まで募集している。

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