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IntelのAIチップ「Loihi」、2019年に小型ネズミの頭脳レベルに

2018/05/16

Mark Hachman PCWorld

 米Intelは、脳の構造を模したチップ「Loihi」に関して、2019年中に1000億シナプスのシステムを実現する計画であることを、2018年5月10日に同社サイトに掲載した記事の中で表明している。このシナプスの数は、小型ネズミの脳と同程度だ。

Credit: PCWorld

 Loihiは、Intelが2017年9月に発表した自己学習型チップだ。人工知能(AI)を進化させるうえで「Probabilistic Computing」が重要なステップになるとIntelは考えており、Loihiはその実現に向けた設計となっている。

 Coreプロセッサのように命令を順次パイプラインで処理するチップとは違い、Loihiは脳の仕組みに倣ったデジタル回路を備えている。発表当初の段階では、Loihiは13万のニューロンと1億3000万のシナプス(ニューロン間の接合部)で構成されているとの話だった。

 Intelは今回掲載した記事で、Loihiを使った単一の「システム」で2019年には1000億シナプスに到達する計画だとしている。Intelの広報担当者から5月14日に受けた説明によると、この計画は、シングルチップで実現するのではなく、「大規模なマルチチップシステム」を使うとのことだ。

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