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Snapchat、iPhone X対応レンズ機能をようやくリリース

2018/04/11

Jason Cross Macworld

セキュリティの懸念は

 米Facebookの失態を受けて、ソーシャルメディアサービスが行う個人情報の収集や利用について、誰もが極めて敏感になっている。だが、SnapchatのTrueDepthカメラ利用に関しては、動揺する必要はない。

 iPhoneでロックの解除や決済の承認などに使われるFace IDのデータと、TrueDepth対応アプリが使う顔の3Dデータは、まったくの別物だ。Face IDデータは、特別な数学的モデルを使って表現された本人固有のデータだ。iPhone Xのチップの中にあるSecure Enclaveという領域に、暗号化した状態で格納されていて、Apple自身ですらアクセスできない。一方、アプリがTrueDepthカメラから得るデータは、顔の形状や現在の表情の大まかな近似3Dデータだ。アプリがそのデータからFace IDのログイン情報を逆算することは不可能である。

 しかもAppleは、TrueDepthカメラを使用するアプリがユーザーの顔データを広告やマーケティングに利用することを禁じている。また、第三者のデータブローカーなどにまとめて転売することや、匿名ユーザーを識別するプロファイルの作成に使うことも禁止だ。TrueDepth対応のレンズ機能に、企業やブランド名を冠したエフェクトがすぐに登場するのは間違いないと筆者は考えているが、Snapchatはその顔データを、プロファイル作成や広告のターゲティングに使うことはできない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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