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Appleが新言語Swiftをオープンソース化すべき(でもしない)7つの理由(中)

2014/10/08

Peter Wayner InfoWorld

 米Appleが新しいプログラミング言語「Swift」を発表したのは2014年6月だった。それからわずか数カ月にして、Appleファンは早くも心を奪われている。一方でプログラミング言語の開発者は、できるだけ多くのマシンでコードを動作させるために心を砕いている。ツールをオープンソース化したり、普及促進に力を尽くしたりといったことだ。この記事では、AppleがSwiftをオープンソース化すべき理由と、実際にはオープンソース化しそうにない理由を、それぞれ7つ挙げる。

前回から続く)

Swiftをオープンソース化すべき理由(2):未来の人材はオープンソースで成長している

 コンピューター科学を教える某大学教授の話では、Swiftはとても気に入ったが、Swiftを使うためだけに、最も高価な部類のハードウエアを購入するよう学生に強制するわけにはいかないとのことだった。コンピューター科学の講座の大多数が、ありきたりのハードウエアで動作するEclipseのような無償のIDEを採用しているのは、これが大きな理由だ。また、初心者向けの講座の多くが、HTML5やJavaScript、そしてこれらが作り出すFirefox OSのようなシンプルな世界に力を入れているのも、同じ理由からだ。独学のハッカーも事情は同じで、オープンソース以外は絶対あり得ない。

 プログラミング講座や独学組への浸透をAppleが望むのであれば、価格の安いハードウエアでもSwiftが動くようにする必要がある。Eclipse上でJavaを学んだ若者にとっては、次にAndroidのSDKをインストールすることはすぐに叶う。貯金してMacを買ってXcodeをインストールするとなると、少し先の長い話だ。若くしてAndroid開発に入り込んだ世代は、Appleに多難な前途をもたらす可能性がある。

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