IT業界のなかで比較的若い分野といえる携帯電話の事業。携帯電話事業を手掛ける会社の従業員の年齢構成はどのような状況か。

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ソフトバンクグループ)の大手3社について2016年度の平均年齢を調べたところ、3社とも40歳を超えていることが分かった。

 各社が公表する有価証券報告書のデータから、大手3社の実態を探る。

平均年齢は各社とも40歳超え

 2016年度における従業員の平均年齢は、NTTドコモが40.0歳、KDDIが42.2歳、ソフトバンクは40.5歳である。いずれも提出会社の数値ではあるものの、最大手であるNTTドコモが最も平均年齢が若いという結果だった。

2016年度における従業員の平均年齢。有価証券報告書に記載されたデータを元に作成した
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 日立、富士通、NECといったIT大手と比べるとどうだろう。日立は41.4歳、富士通とNECは43.1歳であり、大きな差ではない。NTTデータ(38.0歳)よりは上で、野村総合研究所(39.9歳)とはそう変わらない。

 ただし3社とも、この10年で平均年齢は大きく上昇している。2006年度と比較してみた。2006年度の平均年齢はKDDIが最も高く38.3歳、NTTドコモが35.4歳、ソフトバンクが35.8歳だった。

2006年度と直近3年における平均年齢の推移
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 平均年齢は、4~5歳程度上昇している。最も上げ幅が大きいのはソフトバンクの5.1歳。上げ幅が小さかったKDDIでも、3.9歳である。

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