日本企業の多くで高齢化が進んでいる。大手IT企業のNEC、日立製作所、富士通も例外ではない。各社が公表するデータから、その実態を見てみよう。

3社で最も“若い”のは日立

 2016年度における従業員の平均年齢は、NECが43.1歳、日立が41.4歳、富士通はNECと同じ43.1歳である。それほど大きな差ではないものの、最も平均年齢が低いのは日立だった。

2016年度における従業員の平均年齢。有価証券報告書に記載されたデータを抜粋した
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 これらの値を、10年前である2006年度と比較してみた。2006年度の平均年齢は、NECが39.6歳、日立が40.0歳、富士通が40.3歳だった。10年で1.4~3.5歳の幅で平均年齢が上がっている。

2006年度と直近3年における平均年齢の推移
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 最も平均年齢が上がったのはNEC。2006年度は39.6歳と、まだ30代だったが、10年で3.5歳上昇した。上げ幅が小さかったのは日立で、1.4歳だった。

 ただ、3社の平均年齢はじりじりと上昇を続ける傾向が伺える。

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