開発したシステムにバグが頻発する、利用部門が新システムを受け入れない、開発費が当初予算を大幅に超過した、納期遅れを繰り返した――。業務システム開発の現場では、失敗やトラブルが後を絶たない。

 深刻なケースでは、システムを発注したユーザー企業と、受注したITベンダーの間で訴訟に発展することもある。ひとたび訴訟になれば、双方が膨大なリソースを無駄に消費する。そこに勝者はいない。

 どうすれば、システム開発のトラブルや失敗を未然に防ぐことができるのか。本連載では、システム開発の典型的なトラブル事例をひもときながら、失敗の原因と回避策を解説する。

出典:日経コンピュータ 2017年4月13日号~2017年8月3日号から抜粋
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