パナソニック子会社のパナソニックソリューションテクノロジーは2017年10月13日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2017」で、製造業のデジタル変革を支援するシステムを複数出展した。パナソニックのアプライアンス社が金型の資産管理を効率化したシステムや、古い生産設備でも稼働状況をすぐに可視化できるパッケージなどを見せた。

パナソニックソリューションテクノロジーが出展した生産現場向けの設備可視化パッケージ
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 アプライアンス社が約1年半前から利用している「設備・資産管理ソリューション」は、金型などの資産に張り付けたICタグやQRコードの情報をスマートフォン(スマホ)で読み取り、資産の状態や所在の確認を効率化するシステム。2017年春に外販を始めた。アプライアンス社は約7万点におよぶ金型を資産として登録し、金型を持っている工場や協力会社などにスマホで読み取ってもらうことで棚卸し業務を効率化した。

 来場者を多く集めていたのが、「生産現場向け設備データ見える化ソリューション」。監視機能などを持たない古い生産設備で、生産数や稼働率などをすぐに監視できるようにするエントリー向けパッケージだ。生産設備の情報を集めて中継するコントローラーと、小型のゲートウエイ装置、小型監視カメラ、製造現場向けタブレットの一式を提供する。設備から情報を収集するソフトや、生産数や稼働状況などを確認できる監視画面などのソフトも組み合わせる。設備にトラブルが発生したときには前後10秒間の映像を自動で記録する。価格は個別見積もり。設備が発するどの信号が「生産数」や「運転中」などのどの意味を持っているかを設定すると利用を始められる。

■変更履歴
記事公開当初、価格を「約300万円」としていましたが、正しくは「個別見積もり」です。本文は修正済みです。 [2017/10/17 15:40]