パナソニックは2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2017」で、オフィスと現場の働き方改革ソリューションを展示している。自社イベントを除くと初展示という。

 オフィスの働き方改革では、PCの使用時間や利用ログを可視化する「働き方改革支援サービス Viewサービス」を参考出展している。PCのログイン/ログアウト時刻、キーボードの操作時間、アプリケーション別の利用時間などを社員ごとに集計してグラフで表示する。適正な労務管理と仕事内容の可視化での利用を狙う。ノートPC「Let's note」と組み合わせて拡販する。2018年2月に商品化予定という。

写真1●パナソニックの「働き方改革支援サービス Viewサービス」
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 現場の働き方改革では、タブレット端末「タフパッド」を利用したソリューションを展示している。例えば、参考出展している電力・鉄道業界の現場向けの「温度センシングソリューション」では、タフパッド単体で機器の温度計測と画像の記録ができる。タフパッドに装着する赤外線サーモグラフィーカメラと専用クライアントソフトの組み合わせで実現した。

写真2●パナソニックの「温度センシングソリューション」
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 このソリューションを利用すると、離れたところから写真撮影と温度計測を同時にできる。従来は温度測定用の赤外線カメラと撮影用カメラを別々に用意し、温度測定の結果は別途PCや紙に記入する必要があった。2018年春に製品化予定だ。「当面はタブレット端末ローカルのソフトだけだが、将来的にサーバーソフトやクラウドサービスも提供したい」(説明員)。

 このほか、タフパッドが搭載する3Dカメラを利用して、離れたところから撮影した写真で採寸できる「空間採寸ソリューション」を展示している。今までは実際にメジャーなど使って採寸する必要があった。電力・道路・土木業界の現場でコンクリート壁のひび割れの長さを採寸したり、物流業界の現場で荷物の大きさを採寸したりできる。2018年春に製品化予定だ。