(撮影:中村宏)
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 2017年10月11日、東京ビッグサイトで開催された「ITpro EXPO 2017」にパナソニック代表取締役でパナソニック コネクティッドソリューションズ社の社長を務める樋口泰行氏が登壇。「働き方改革には外圧が必要」など、働き方改革をテーマに講演した。

 樋口氏は2017年4月、日本マイクロソフトの会長から、主にBtoB(法人向け)製品を手掛けるパナソニック コネクティッドソリューションズ社の社長に転身。大学卒業後に入社したパナソニックに戻った経緯がある。「パナソニックの4つのカンパニーのひとつであるコネクティッドソリューションズ社が、会社全体の変革をリードしていきたい」と樋口氏は意気込みを述べる。

(撮影:中村宏)
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 中でも働き方改革には力を入れる。樋口氏は日本マイクロソフト時代に同社の働き方改革に取り組んでおり、その際の成功の秘訣を「アメリカ本社からの働きかけがあったこと」だと説明。「グローバルな視点で、客観的に『効率が悪い』と言われることで気づくこともある」と語り、働き方改革には時に“外圧”が必要なこともあるといったことなどを述べた。

 コネクティッドソリューションズ社は2017年10月に本社を大阪から東京に移した。「他社の取り組みから学ぶ“ベンチマーキング”が重要」と樋口氏は述べる。働き方改革以外にも、ダイバーシティやワークプレイス改革に力を入れていく中、情報が集積する東京にオフィスを置くことで他社の動向も探る。

 樋口氏は講演で、同社が2018年2月に提供開始予定の「働き方改革支援サービス」も紹介した。パソコンとアプリケーションの使用状況を可視化するサービスや、テレワークを支援するリモートアクセスサービス、カメラを用いて非接触で心拍数を測るストレスチェックサービスの3つからなる。パナソニック社内で数百人規模で実証実験を行った。