伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の子会社、シーティーシー・エスピー(CTCSP)は、2017年10月11日に開幕した「ITpro EXPO 2017」でレーザーセンサーとビーコンを組み合わせて個人の動線を分析するシステムを展示した。レーザーセンサーで人の移動を検知する動線分析ソフト「Moptar」(開発はスプリームシステム)に、固有のIDを発信するバッジ型のビーコン端末(ACCESS製)を組み合わせて、人を特定できるようにした。

ブース上部に配置したレーザーセンサーとバッジ型のビーコン端末の組み合わせで個人の動線を把握できる様子を見せた
[画像のクリックで拡大表示]

 CTCSPはビーコン端末を勤怠管理に応用したシステムを開発した実績を持つ。数メートルから数十メートルの範囲に入ると信号を受信できるビーコンの仕組みを応用した。CTC製の勤怠管理ソフトに入力した情報と、個人に持たせたビーコン端末の信号をオフィスの受信機が検知していた時間を照合し、差異を把握できる仕組みを構築した。

 レーザーセンサーで動線を分析するmoptarでは、一度検出した人がどのような経路をどのように時間をかけながら動いたかが分かる。ただし、それが誰かを特定できないため、ビーコン端末と組み合わせることを考えたという。入退室管理に応用して許可されていない人物の入室を検出したり、工場で個人の動き方を分析したりする用途を想定する。