クラウド型の会計ソフトを手がけるfreeeは、2017年10月11日に開幕した「ITpro EXPO 2017」に、二つの展示ブースを構えた。一つは以前からの「会計フリー」を紹介する青色のブース。もう一つが2017年8月に提供を開始した「人事労務フリー」を紹介する緑色のブースだ。

「会計フリー」を紹介する青の展示ブース
[画像のクリックで拡大表示]

 freeeはクラウド型の給与計算ソフトに年末調整や勤怠管理、人事マスターなどの機能を追加し、社員の情報を一元管理できる人事労務ソフトとして提供。二つのブースでの出展により、会計ソフトだけでなく人事労務ソフトも手がける企業としての認知を広げる。

 会計フリーを出展したブースでは、クラウド型会計ソフトとして業界で初めて備えたという稟議申請機能を見せた。8月に追加した機能だ。稟議書を作成して申請のワークフローを回し、承認後には経理部門に支払いを依頼できる。会計情報をまとめた損益計算書から稟議の情報まで掘り下げることも可能だ。不自然な支払いなどを監視しやすい。

 ジャパンネット銀行と連携して10月に提供を始めた振込機能連携も紹介した。インターネットバンキングでの支払いを選ぶと、銀行側のサイトに遷移することなく、会計フリーの画面のまま振込手続きを終えられる。

 人事労務フリーを出展したブースでは、freee社内で活用することで社員400人の労務管理を1人で回していることをアピールした。freeeの調査では「300人程度の事業所で平均約3人が労務管理に携わっている」(説明員)。会計フリーとの連携で、経費精算の情報を給与明細に自動で反映することも可能だ。給与計算ソフトの時代に積み上げた10万事業所超のユーザー数を、人事労務フリーへの刷新でさらに拡大することを狙う。

「人事労務フリー」を紹介する緑の展示ブース
[画像のクリックで拡大表示]