2017年10月11日から10月13日まで、東京ビッグサイトで「Japan VR Summit 3」が開催される。12日午後1時30分からのプレミアムセッションには、アドアーズ、バンダイナムコエンターテインメント、CAセガジョイポリスの3社のキーパーソンが登壇。国内で人気を博す店舗型VR(仮想現実)事業の今後のあり方について議論を交わす。

 店舗型VR施設は現在、多くのゲーム愛好者から注目を集めている。2017年7月には東京・歌舞伎町にVR専門の新型アトラクション施設「VR ZONE SHINJUKU」(運営はバンダイナムコエンターテインメント、以下BNE)がオープン。3500平方メートルの敷地に16種類のVRアトラクションを配置した国内最大級の施設である。

VR ZONE SHINJUKUのアトラクション「ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波」
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 来場者は最新のVR機器を使ったVRコンテンツを楽しめる。その人気はオープン後から2カ月たった現在も続いており、平日の入場チケットが完売になる状況だ。VRによって「マリオカートを本当に走らせたい」「かめかめ波を出してみたい」「使徒と闘ってみたい」といった願望を叶える。普通の家庭用ゲームソフトで遊ぶのとはひと味違う体験ができるのがVR ZONE SHINJUKUの強みだ。

 こうしたVR施設の建設やコンテンツ強化が加速している。2016年12月に開設した「VR PARK TOKYO 」(東京・渋谷、運営はアドアーズ)は2017年8月にVRコンテンツを増強して、合計11種類のVRアトラクションを体験できるようにした。アドアーズは、他の地域へもVR施設を展開する計画だ。

 CAセガジョイポリスは、アトラクション施設・ジョイポリス東京のVRアトラクション「ZERO LATENCY VR」で、2017年7月から新コンテンツを稼働させた。ZERO LATENCY VRは背中にPCを背負うため、さまざまなケーブルにつながれることがなく、複数の人間が同時に空間内を自由に歩き回れる特徴を持つ。

 良質なVRコンテンツは国内だけではなく、活躍の場を国外にも広げつつある。BNEは好調なVR ZONE SHINJUKUの結果を踏まえて、英国ロンドンにあるボーリング場「Hollywood Bowl at The O2」内に、海外店舗第1号を2017年8月に設置した。同社は2018年3月までに国内外に20店舗程度のVR ZONE店舗を展開するとしている。