IT/電子・機械/建築・土木。エンジニアにも様々な職種があり、それによって転職時に重視するものも異なる。日経BP社が実施した「エンジニア転職意識調査」の結果から、電子・機械系エンジニアは他の職種より「やりがい」を重視する人が多いことが分かった。

 「転職する場合に重視するもの」として優先度が高い項目5つを尋ねた設問で、「やりがい」を選択した電子・機械系エンジニアは71.3%。エンジニアは職種を問わずやりがいを重視する人が多いが、中でも電子・機械系はその傾向が強く、他の職種を約10ポイント上回った(図1)。

図1●「やりがい」を重視する人の割合
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 ここでいう電子・機械系エンジニアとは、電子機器や電子部品、自動車、機械、半導体の企画・設計・製造に携わる技術者を指す。日本が強みとしてきたもの作りを技術面から支えている責任感や自負がうかがえる。転職する際も、同様のやりがいを感じられる職場を探したいとの思いが強いようだ。

 電子・機械系エンジニアは、「研究開発予算(研究開発に積極的かどうか)」も14%と、ITの4.9%、建築・土木の1.1%より10ポイント程度高い。他の職種より、新技術の研究開発に熱心な企業を志向する傾向がある。

調査概要
アンケート調査をWeb上で実施。日経BP社のIT系、電子・機械系、建築・土木系のWebメディアを中心に告知した。調査実施期間は2017年7月3日~7月12日。回答者数は672人で、職種の内訳はIT系407人、電子・機械系122人、建築・土木系90人、その他53人。回答者の年齢は、20代以下72人、30代227人、40代214人、50代135人、60代以上24人。