Windowsで使えるLinux互換環境「Windows Subsystem for Linux(WSL)」は、Linuxを前提にした開発環境をWindows上で扱いやすくするのを目的に用意されている。最大シェアのOSであるWindowsに慣れた開発者を引き留める役割がある。Linuxを前提にした開発環境の代表格である、パブリッククラウドの「Amazon Web Services(AWS)」と、ソースコード共有サービス「GitHub」をWSLで体験してみよう。

AWSクラウドをWSLで管理する

 AWSは、米アマゾンウェブサービスが運営するパブリッククラウドだ。IaaSからSaaSまで、幅広いクラウドサービスを取りそろえている。ここでは、国内データセンターの仮想マシンを1時間当たり0.008ドルからの料金で利用できる「Amazon EC2」を例に、Linuxのコマンドラインインタフェース(CLI)があると便利な場面を紹介しよう。

 まず、AWSのアカウントがない場合は取得する。AWSの公式サイトにアクセスし、「今すぐ無料アカウント作成」をクリックする。

米アマゾンウェブサービスのパブリッククラウド「Amazon Web Services(AWS)」の公式サイト。「今すぐ無料アカウント作成」をクリックで1年間の無料試用枠を取得できる。
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 画面の案内に従い、名前やメールアドレス、クレジットカード番号などを登録する。途中で自動応答の電話による本人確認があるので、電話番号を入力し、画面に表示された暗証番号をAWSから掛かってきた通話に入力する。ユーザー登録を終えたら、画面右上にある「コンソールへサインイン」をクリックしてログインする。

AWSのWeb管理画面「AWS マネジメントコンソール」。AWSで扱うサービスの利用開始や管理が可能。
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