プログラミング言語「BASIC」をすぐに使えるボードコンピュータの「IchigoJam」。そのIchigoJamを、手のひらサイズのPCボード「Raspberry Pi(ラズパイ)」シリーズ向けに移植したのが「IchigoJam BASIC RPi」です。

BASICでラズパイを制御できる「IchigoJam BASIC RPi」
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 IchigoJam BASIC RPiは、BASICの開発・実行環境に特化した極小OSです。起動時間は数秒で、すぐにBASIC環境が立ち上がります。本家のIchigoJamと同様に、ゲーム開発や電子部品の制御などが可能です。ただしビープ音や演奏データのMML(Music Macro Language)で音楽を鳴らす機能、機械語の呼び出し機能などは実装していません。

IchigoJam BASIC RPiをインストール

 IchigoJam BASIC RPiをインストールするには、まず公式サイトにアクセスし、「ダウンロード」の項目にある「Downloads」ボタンをクリックしてダウンロードページを開きます。ダウンロードページの「Downloads」欄のボタンからラズパイ向けのOSイメージファイルを入手します。2017年11月22日時点のファイル名は「ichigojam-rpi-1.2.0.zip」です。

IchigoJam BASIC RPiの公式サイト
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 ダウンロードしたイメージファイルは、ZIP形式の圧縮ファイルなので、Windowsであれば標準機能で展開できます。展開したファイル一式を、FAT32形式でフォーマットしたmicroSDカードに書き込みます。

IchigoJam BASIC RPiの起動イメージをmicroSDカードに展開
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キーボード配列を日本語に設定

 展開後、ラズパイにIchigoJam BASIC RPiを書き込んだmicroSDを挿入し、電源を接続して起動します。数秒、真っ暗な画面が表示されてからBASICのコマンド入力画面で停止します。通常は点滅するカーソルが表示されっぱなしなのはIchigoJam BASIC RPiの仕様です。BASICコマンドを入力するか、「行番号 BASIC文」の書式でプログラムを記述していきます。

 起動直後は、キーボードが英語配列になっています。IchigoJam BASIC RPiでは、次のコマンドで日本語配列に切り替えられます。

KBD 1

 「KBD 1」コマンドで日本語配列、「KBD 0」コマンドで英語配列を指定できます。起動時から日本語キーボードにする場合は、ファイル名が「keymap.txt」のテキストファイルを作成し「us」または「jp」と記述しておきます。

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