インターネット上で広く使われているWebの基本プロトコルHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の最新版が「HTTP/2」だ。2015年2月に正式な仕様として承認された。それまでのHTTP/1.1から16年ぶりに改訂された主たる目的は高速化のためだ。

 当初は一つひとつテキストデータをやり取りするわかりやすさが重宝がられたHTTPだったが、長い歴史を経て様々な形で利用されるようになるにつれ、むしろその弊害が目立ってきた。そこで、仕組みの一部を効率化することで、より高速にデータをやり取りできるようにした。実際に、やり取りするパケットを見ながら、その動作を確認していこう。

出典:日経NETWORK 2016年7月号 pp.46-55
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