「遊EYE離脱」は、ヘッドマウントディスプレイに内視鏡型カメラを組み合わせたラズパイ電子工作です(図1)。ヘッドセットのディスプレイにはRaspberry Pi 3を用いており、右目用と左目用に同一の映像を表示します。カメラは内視鏡なのでさまざまな方向に向けることができ、まるで目が体から離脱したような感覚を味わえます。鏡やカメラ無しには見られなかった自分の頭や、耳の中などを見ることもできます(図2)。

図1●VRゴーグルにラズパイ、バッテリー、液晶ディスプレイを組み合わせた
[画像のクリックで拡大表示]
図2●ヘアチェックなどが簡単にできる
[画像のクリックで拡大表示]

 仕組みとしては、モバイルバッテリーで給電したRaspberry Pi 3に内視鏡カメラとシャープの7インチIGZOディスプレイを接続しています。ディスプレイに左右の目用に同じ映像を二つ表示し、加工した市販のVRゴーグルを通して見ます。

 常々、自分を俯瞰で見てみたいという思いがあり、制作に取りかかりました。Raspberry Pi Zeroでは2画面同時にリアルタイム表示するには処理能力が足りず、最終的にラズパイ3を採用しました。

出典:ラズパイマガジン 2017年2月号 p.76
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。