猫が鳴くとペットフードを自動的にお皿に出してくれるロボットをラズパイで作るアイデアです(図1)。ラズパイにはマイクとサーボモーターをGPIO経由でつなげます。マイクで猫の鳴き声を検知し、近づいたらサーボモーターを使って扉を開いてペットフードをお皿に置きます。

図1●Cat Helperの設計図
マイクで猫の鳴き声を検知して、一食分のペットフードを給餌する。
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 このアイデアを思い付いたきっかけは二つあります。一つ目は、早朝の3時に我が家の猫が「ご飯!」って大きな声で鳴き、父や母を困らせていたからです。二つ目は、旅行に出かけるときに皿いっぱいにペットフードを入れて大変な思いをするよりも、このロボットを使った方が楽になるからです。

 思い付いたアイデアを、Scratchの生みの親であるミッチェル・レズニック教授に話してみたことがあります。応募の1年前から通っていたプログラミング教室でのことです。

 ロボット作りは小さい頃から憧れていて、プログラミングを学び始めたのもそのためです。お会いする機会があってこのロボットのアイデアを教授に話してみたら「いいね!(Great!)」と言ってくれたのです。今度は教授にこのロボットの完成品を見せたい! そう思いながらアイデアを練りました。プログラムはScratchで制御する予定です。

出典:ラズパイマガジン 2017年2月号 p.70
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