デジタル化の波が、大きなうねりとなって日本企業に押し寄せている。なかでもIoT(インターネット・オブ・シングス)は、ICTにおける一つの技術、サービスの枠を超えて、産業や社会にまで影響を及ぼし始めた。

 政府も日本再興戦略2016の中で「今後の生産性革命を主導する最大の鍵は、IoT、ビッグデータ、人工知能、ロボット、センサーの技術的ブレークスルーを活用する『第4次産業革命』である」と宣言。第4次産業革命に関連する分野を伸ばすことで、約30兆~40兆円の付加価値を作り出すとしている。

 デジタル化の進展は、モノ売りから成果を売るビジネスへの変化を促し、新たなビジネスを創出する可能性がある。UberやAirbnbなど、デジタルを駆使するディスラプターと呼ばれる企業によるビジネスの破壊がよく話題になるが、デジタル変革を成功させれば既存の企業であっても勝者になり得る。ただ、そのためには大きな痛みも伴うだろう。

写真●パネリストとして登壇する早稲田大学ビジネススクール教授の根来龍之氏(左)、アクセンチュア 執行役員 戦略コンサルティング本部 統括本部長の清水新氏(中)、ITmedia エグゼクティブプロデューサーの浅井英二氏(右)
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 ITpro EXPO 2016で開かれるパネルディスカッション「加速する第4次産業革命~日本企業はデジタル化の混沌を勝ち抜けるか」では、デジタル変革の本質は何か、デジタル変革を成功させるポイントは何か、日本企業の強みをどう生かせばよいか――など気になる点を討論する。パネリストには、『IoT時代の競争分析フレームワーク』をつい最近上梓した早稲田大学ビジネススクール教授の根来龍之氏、アクセンチュアで戦略コンサルティング部門を統括する清水新氏、ITmediaエグゼクティブプロデューサーの浅井英二氏をお招きする。

 なお、ITmedia Virtual EXPO 2016秋(会期:9月1日~9月30日)でも、基調講演で4人による座談会を提供中である。ぜひこちらを視聴していただき、ITpro EXPOにお越しいただきたい。

 詳しくはこちらから。ITpro EXPO 2016は、2016年10月19日から10月21日まで、東京ビッグサイトにて開催される。記事で紹介した講演は10月20日(木)15:10 ~ 15:50、展示会場内のアリーナで行われる。