Windows 10 Anniversary Update(開発コード名RedStone 1、以降RS1)のリリースに対して、標準搭載のアプリも変更されるものがある。大きな理由としては、RS1での内部的な改良で新しいAPIや機能が利用可能になり、アプリがこれらに対応し、RS1の機能を見える形にするためだ。また、Windowsストア自体が更新される。

分かりやすくなったWindowsストア

 Windowsストアは、UWP(Universal Windows Platform)アプリの標準の「インストールポイント」で、開発時などを除き、Windowsストア以外からUWPアプリをインストールすることができない。RS1でのWindowsストアの変更点は、いわゆるGUI変更による使い勝手の向上と、Edge拡張機能や「Project Centennial」によるAPPX化されたクラシックWindowsプラットフォームアプリ(CWPアプリ。CWAと表記することもある。いわゆるデスクトップ環境アプリケーション)の配布などに対応すること、そしてWindows Ink対応アプリなどの新しい「コレクション」に対応するという3つがある。

 RS1のWindowsストアで大きく変わったのは個々のアプリのページだ(画面1)。2015年11月アップデート版のWindows 10(TH2とも呼ばれる)のWindowsストアでは、ページ冒頭の概要部の下に「評価とレビュー」があり、まずは、「口コミ」ありきといったレイアウトだった。

 RS1では、概要部背景がグラデーションとなり、目立たなくなったのに加え、最大4枚の画面写真を表示できるようになった。TH2では、1枚のみでその他の画面写真を見るには、画像部分をスクロールさせる必要があった。しかし、実際には1枚の画像だけでは直感的にどんなアプリか分かりにくいことがあった。

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画面1●TH2とRS1のWindowsストアのアプリのページ。TH2では、先に評価とレビューがあり、その後にアプリの情報を表示していたが、RS1では画面写真などのアプリ情報を先に表示するようになった

 また、RS1でWindows 10 Mobileとビルド番号が同期し、「Xbox One」でもUWPアプリが動作するようになったことを受けて、アプリがWindows 10のどのプラットフォームで動作するのかを示すアイコンが表示されるようになった。

 全体の順番として、まずは、アプリの情報を表示し、最後に関連アプリや評価とレビューを表示するというレイアウトになり、アプリを選択しやすくなったといえる。実際、レビューには、無関係なもの、勘違いしているものなどもあり、アプリを選ぶのに役に立っていない状態だった。

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