フランスからやって来た粋なスマホブランド「Wiko」の新モデルが登場した。日本では、ポップなカラーと驚くほどの安さが魅力の「Tommy」に続く第2弾だ。

 新モデルの「View」は、ひと目見てわかる画面占有率の高さが魅力で、まさにイマドキのスマホらしいデザインだ。価格は2万7000円程度と、やはりコスパは高そうだ。

 パッと見て欲しくなる人は多そうだが、実はさまざまなコストダウンによりこの価格を実現しているようだ。この割り切りもフランスらしいところだろうか。今回もちょっと辛口でレビューしていこう。

「Wiko View」の同梱物はシンプルだ。(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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持ちやすいサイズだが低解像度

 ディスプレイサイズは5.7インチの大画面で、縦横比は18:9つまり2対1だ。このところのスマホは16対9が主流だったので、細長くなったということだ。

 5.7インチというサイズは、画面の対角線の長さを表している。だから、細長い画面にすれば、サイズの割には横幅が細くて持ちやすくなる。ただし面積も小さくなるので、インチ数の割には画面が広いとは感じない。

 ポイントは、10万円クラスのスマホのコンセプトをこの価格で実現していることだろう。細長くて狭額縁のディスプレイが、これからのトレンドだ。しかも、Wiko Viewのディスプレイは画面の端がアールを描く「2.5D」と呼ばれるデザインで、とても高級感がある。

 この価格にしてはスゴイと思うのだが、実はしっかりとコストダウンが図られている。最上位モデルが採用する有機ELではないし、解像度は1440×720ドットと低い。最近は2万円台のスマホでも1920×1080ドットを採用するのが普通なので、大幅に見劣りする。

 ホーム画面のデザインは洒落ていて、とてもキレイに感じるのだが、ブラウザーなどを見ると文字のキレが悪い。こうした点を納得してから購入すべきだろう。

細長いデザインがイマドキのスマホらしい。
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左からiPhone X、Wiko View、Galaxy S8+と、どれも細長いディスプレイだ。
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横から見ると明るさがだいぶ違うが、Wiko Viewはそう暗くはない。
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左のiPhone Xに比べると文字のキレがイマイチだ。また、画質もずいぶん違う。
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