ずいぶん以前からKindleを取り上げてレビューしてきた。だが、いわゆるタブレットとして使えるFireシリーズについての評価は、60~70点がいいところだった。格安ではあるものの、独自のストアにあるアプリしか使えないのがウイークポイントだった。

 今回レビューする最新モデル「Fire HD 10」も同じだ。だが結論から言うなら、そんな弱点を吹き飛ばす、ものすごいコスパで、95点くらいは付けられる。

 その理由を詳しく紹介していこう。単に安いだけでなく「コスパが高い」のだ。何となくタブレットが気になっているが、iPadは高くて買う気になれない、という人は熟読してほしい。

新登場の「Fire HD 10」は、ありえないほどのコスパが魅力だ。(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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実質の価格は驚きの1万円台前半

 Fire HD 10は、32GBモデルが1万8980円と非常に安いのだが、プライム会員なら4000円オフのクーポンが利用できるので、実質1万4980円で購入できる。64GBモデルでも2万2980円で、クーポンを適用すると1万8980円となる。

 このところAndroidタブレットの価格が下がっているとはいえ、それにしても安い。安すぎて不安になってしまうというのが正直なところだ。プライム会員なら送料もかからないのだから、驚くばかりだ。

 こんな価格なら、安っぽい製品なのではないかと思うかもしれない。まあ正直に言ってしまうと、やや安っぽい。というのも、ボディーが樹脂性なのだ。

 高級タブレットはアルミボディーを採用するのがトレンドになっているので、その点では少々見劣りする。とはいえボディーの仕上げはつや消しの黒で、印象は悪くない。ひたすらにシックでシンプルだ。

 高級タブレットとの比較で気になるのが、手触りだ。金属のような剛性の高さは実感できないし、9.8ミリとかなり分厚い。だが、まあ十分に許容範囲だと思う。

ボディーは樹脂性でシンプルな仕上げ。目立たないのでちょうどいい。
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左のiPad Pro(10.5インチ)と比べるとずいぶん分厚いが、まあ使いにくくはない。見た目のデザインにキレがないだけだ。
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