今回は、ちょっと実験的な内容をお届けしよう。

 僕は、ずいぶん前から議事録のあり方に疑問を抱いてきた。文章で書かれた議事録は、会議の内容をコンパクトに理解できるのはよいのだが、作成するのがあまりに大変だ。議論をしながらのメモだとヌケが生じるし、数字などの打ち間違いがあるとトラブルになりそうだ。

 会議がほぼ口頭だけで行われていた昔ならいざ知らず、最近はプレゼンをするのは当たり前で、スライドがない状態で文字で書かれた議事録を読んでも内容がさっぱり理解できなかったりする。会議の様子をボイスレコーダーで録音している人の姿もよく見かけるが、やっぱりそれでは物足りない。

 ということで、僕は最近、ビデオで会議や取材を記録していることが多い。つまり、動画で保存するのだ。もう10年も前からの習慣だが、なかなか役立っている。今回はさらに取り組みを進めて、半天球カメラで会議を記録するメリットを探ってみたい。

これまでは、Webカメラで撮影してOneNoteに貼り付けていた。
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動画ファイルは管理が大変だ

 そもそも、動画を議事録として扱って痛感したのが、ファイル管理の面倒さだ。

 動画はテキストの議事録とは違って、内容を検索できない。だから、ファイル名に会議の名前などを付けて管理しようと試みた。ところが、特定のフォルダーにたくさんの動画が溜まってくると、もう始末に負えない。会議の名前や日付けを忘れてしまい、内容が思い浮かんでも検索で探せない。

 そこで、思いついたのがアプリに貼り付ける方法だ。OneNoteならノートに動画を挿入できる。そこでモバイルノートにWebカメラを取りつけて録画し、会議の内容を簡単にまとめたノートと一緒に管理したのだ。これが、僕としては現時点で最高の方法だと考えている。

 OneNoteでメモを取ることで、テキストの情報と動画を常に一緒に扱える。OneNoteの同期機能によって、モバイルノートで記録した会議の様子を、事務所のデスクトップでも閲覧できる。同期のスピードが遅いのがネックだが、使い勝手は良好だ。

OneNoteにメモと動画の記録を一緒にまとめておける。
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