米HPのElite X3。Windows 10 Mobileを搭載したビジネス向けのスマートフォン。持っているのは、米HPパーソナルシステムズ、モビリティプロダクトマネジメント バイスプレジデントのキース・ハーツフィールド氏
(撮影:塩田紳二)
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 米HPは、Windows 10 Mobileを搭載したスマートフォン「Elite X3」を発表しました。このタイミングでスマートフォンなど、かなり遅い感じもします。しかし、このX3、単なるスマートフォンではなさそうです。詳細に関しては、リリースやニュースなどを見ていただくとして、簡単にスペックを下にまとめておきます。なお、日本ではKDDIが販売を予定しており、そのためにはじめてVoLTEに対応したWindows 10 Mobileマシンになりそうです(関連記事:[MWC2016]HPがWindows 10 Mobile「Elite x3」発表、KDDIが国内法人展開へ)。

表●Elite X3の主な仕様
CPUSnapdragon 820
メモリ4GB
ストレージ64GB
ディスプレイ5.96インチ、1440×2560ドット AMOLED
WANGSM/3G/FD-LTE/TD-LTE、VoLTE対応、デュアルスロット
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.0
カメラ前面800万画素(虹彩認証可能)、背面1600万画素。
その他IP67防水防塵仕様、指紋リーダー、USB Type-Cコネクタ

 このX3は、簡単にいうと、PCの代用を想定したスマートフォンなのです。開発を担当した米HPのキース・ハーツフェルド氏は、娘さんが、学校のレポートをスマートフォンで書いているを見て、「なんでそんなものでレポートを書くのか?」と尋ねたところ、「なんで書いてはいけないの?」と逆に質問されたといいます。PCに親しむ前にスマートフォンを使い始めた世代は、スマートフォンでなんでもすませてしまうことに抵抗がありません。

 そういえば、かつて、ポケットベルが流行ったときに、プッシュホンから俗に「ベル打ち」と呼ばれる方法で、素早くメッセージを入力している子供達がいました。ベル打ちとは、50音表の縦横に数字を割り当て、2つの数字で1つのかな文字を表す方法です。その後、携帯電話のテンキー入力、そしてスマートフォンのタッチキーボードと段々と便利にはなってきましたが、筆者のように最初からフルキーボードに慣れた者からみれば、どれも不便な入力方法でしかありませんでした。

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