Android 8.1の「スマートテキスト」は、長押しで電話番号やメールアドレス、住所などを自動で選択できる。日本語だと市や区あたりまでは自動で選択されるが、「虎ノ門」のようなパターンは選択に失敗することがある
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 「Oreo」ことAndroid 8.0の「メンテナンスリリース」となるAndroid 8.1(Oreo MR1)が、2017年末に正式公開されました。Android 7.x(Nougat)のときも、2016年夏に7.0がリリースされたあと、11月に7.1が登場しています。

 8.1では、アプリから利用できるAndroidの機能を示す「APIレベル」番号が更新され、内部的な変更がありました。いくつか操作面や表示についての機能追加もあります。Androidでは、夏に正式版の配布、年末までに改良版という様式が定着しつつあるようです。

 目立つ改良点としては、以下の3つがあります。

  • スマートテキスト
  • 無線LAN
  • Bluetooth

 その他に電源ボタンを長押ししたときの表示が縦型の小さなウィンドウに変更された、壁紙の色調に応じてテーマが切り替わるなどの細かい部分の改良があります。

 「スマートテキスト」は、テキスト表示の中にある「電話番号」「メールアドレス」「URL」「住所」を機械学習により認識し、該当部分の長押しだけで自動選択する機能です。これにより、Webページの一部のテキストだけを簡単に選択できるようになります。

 また、テキストを選択したときに表示されるポップアップメニューに、そのテキストを処理するアプリを表示できるようになりました。これまでは、いったんコピーしてからアプリに貼り付ける操作が必要でした。

 ただ実際に試したところ、公開されているAndroid 8.1、OPM1.171019.013では、電話番号、メールアドレス、URLは、長押しで正しい範囲を選択できるものの、住所については、長押しでは正しく選択されませんでした。例えば「東京都千代田区1-1」だと、前半の「東京都」から「千代田区」の間のどこかを長押しすれば、「東京都千代田区」が選択できますが、後ろにある街区部分が選択されません。

 「東京都港区虎ノ門」では、「東京都港区虎」までしか選択されません。英語の住所表記の場合には、単語部分は長押しで選択されるものの、複数の単語が同時に選択されることはないようです。

 そのほかの住所でもざっと試した感じでは、住所の先頭部分(都道府県から市、町のレベル)までは長押しで自動選択されるのですが、街区や番地などを示す数字までは範囲が及ばず、住所全体を長押し選択することはできないようです。

 Googleの説明によれば、スマートテキストはAIや機械学習技術を使っています。8.1の動作を見るに、住所の認識に関しては、まだ学習したりない部分があるようです。

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