中野(美) デジタルプラクティス編集委員の芝浦工業大学の中野(美由紀)です.

 今日はお忙しいところをどうもありがとうございます.デジタルプラクティス招待論文の「Jubatusの機能を利用した二者択一型不動産賃貸物件推薦サービスの開発」の著者であるリクールトテクノロジーズの中野(猛)さんに,本特集号のゲストエディタであるNTTデータの濱野さんと,日立製作所の吉野さんと一緒にお話を伺っていきたいと思います.

 まずは中野(猛)さんの経歴を簡単にご紹介いただいて,論文に書かれているサービス開発のきっかけ,あるいはこういうことを目指していたなどをお伺いしたいと思います.

中野 猛氏
(株)リクルートテクノロジーズ所属,シニアリサーチャー.Hadoopや検索エンジンSolr導入,負荷対策ミドルウェア開発/導入など,オープンソースを中心としたWeb技術の革新を幅広く推進.その間,R25等Webサイトのインフラ構築/アプリ開発/運用も行う.

中野(猛) はい.中野猛と申します.リクルートに新卒で入社し13年目になります.2012年の10月にリクルートが分社化され,リクルートテクノロジーズという機能会社の所属になりました.リクルート時代からOSSの活用のようなことをやっていました.

 濱野さんはよくご存じだと思いますが,その昔は,全文検索エンジンがリクルートにないのはまずいということで,Solrを使ったり,Hadoopが流行ってきているよねということで,濱野さんのところと一緒にやったり,というようなことをずっとやってきています.その流れの延長にリアルタイム処理があり,リアルタイム処理の中にさらにJubatusがあるという感じです.

 利用のきっかけは,1年半ぐらい前なので記憶が定かでないのですが, そのときJubatusの名前は知っていたと思いますが, 以前Hadoopを一緒に取り組ませていただいたときの濱野さんの同僚の,下垣さんとリアルタイム処理の今後をどうしましょうかという話をリクルート社内にあるタリーズでしたんですね.そのとき, Jubatusがその時点で一番リクルートの中での活用イメージがつきそうという話になり,まずは検証からということで,どんな感じで動くのかなというところから始めたのが,まさに1年ちょっと前ぐらいでした.

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