品川区立京陽小学校は2016年12月14日、プログラミング学習の実践報告会を開催した(写真1)。同校は、各教科の狙いをよりよく達成させるための手段、および、児童の創造性や創意工夫を生かした活動を促すための手段として、プログラミング学習を積極的に取り入れている。青山学院大学客員教授の阿部和広氏の指導のもと、2014年からプログラミングを活用した各教科の授業の開発を行っている(関連記事:「公立小学校の先生が考えるプログラミングを用いた授業とは?」)。

写真1●品川区立京陽小学校は2016年12月14日、プログラミング学習の実践報告会を開催、多数の教育関係者が参加した

 実践報告会では、(1)5年2組の公開授業、(2)プログラミング学習をこれまで実践した先生の講演、および、(3)阿部先生による講演と大人向けワークショップが実施された。

 公開授業の内容は、「小学校に入ったばかりの1年生に同校を紹介する作品(プログラム)をつくる」というもの。3人一組のチームで分担しながら一つの作品をScratchを使って作り上げる。これにより、児童が相互に学び合うことを狙う。同時に、課題解決の際には「まず1人で考える」「グループの友だちに聞く」「他グループの友だちに聞く」という流れで、個々の学びに加えて複数人で学び合う活動を促す。さらに、「1年生に同校を紹介する」作品にすることで、他人の立場や気持ちを考える姿勢を身に付ける効果も狙う。

 各チームは自らの作品に「学校のよさを伝える」「季節ごとの行事を紹介する」「1年生で勉強する内容を紹介する」といったテーマを設定。各自の分担や画面構成を記した計画表に沿って作品づくりを行った(写真2)。

写真2●各自の分担や画面構成を記した計画表に沿って作品づくりを実施した

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