欧米のみならず日本で被害が急増しているビジネスメール詐欺(BEC)。その猛威が日本航空(JAL)にも及んだ。同社は2017年12月20日、2件のビジネスメール詐欺により約3億8000万円の被害を受けたことを明らかにした。いずれも日ごろやり取りしている取引先を何者かが装い、JALの担当者にメールを送信。担当者が信じ込んでしまう巧妙な手口で普段と違う銀行口座に振り込ませた。

JALもビジネスメール詐欺の被害に
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 2件の被害のうち1件はJALが海外の金融会社からリースしている旅客機のリース料にまつわるもので、支払先の担当者になりすました何者かが偽の請求書をJALに送付。JALの東京本社の担当者は2017年9月29日付で香港の銀行に開設された偽の銀行口座に送金した。数日後に引き出され325万4881.03米ドル(約3億6000万円)の被害を受けた。

 JALによると「送信元は通常やり取りしている取引先の名前とメールアドレスだったことと、その前に送られていた正規の請求書の『訂正版』として、振込先を偽の口座に変更したPDFファイルが送られてきたため信じ込んでしまった」という。

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