2017年末に発生した三菱UFJニコスのシステム障害の影響で、愛知県瀬戸市などの自治体が市税や国民健康保険料などの納付を確認できない状況に陥ったことが日経コンピュータの取材で2018年1月15日までに分かった。一部の自治体ではまだ税の納付が確認できておらず、納税関連の証明書を納税者に発送できていない。

 三菱UFJニコスでシステム障害が発生したのは2017年12月26日。同社のカードブランド「NICOSカード」の業務オンラインシステムで障害が発生し、2018年1月9日に影響範囲や原因などをまとめた文書を公表した。

 同社は、一般消費者が税金や公共料金などをコンビニエンスストアで支払える「コンビニ収納代行サービス」を提供している。システム障害の影響で納税者がコンビニなどで支払った実績データを地方自治体などに提供する作業が遅れている。

 愛知県瀬戸市は2018年1月12日、市税や公共料金などの収納代行に関するデータについて、ニコスから市への提供が遅延していると発表した。約9500件で総額約1億2000万円分の納税を確認できない状況に陥ったという。

愛知県瀬戸市による発表内容
出所:愛知県瀬戸市
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