「人事」の課題を解決する新手法

 企業の採用では新卒、中途を問わず、現在は筆記試験や面談で本人の能力を見極める手法が一般的だ。だが、筆記試験や面談は対策をマニュアル化しやすい。書籍やネットを通じて広く共有され、もはや見極めの手法にはなっていない。

 この状況を解決するのがAIとビッグデータである。一例が米パイメトリクス社のサービスで、簡易なオンラインゲームを通じて人の行動特性を判断する。その判断基準を、AI がビッグデータから学習して得た知見に基づいて作成している。

 仕事に対する社員一人ひとりの特性を、より客観的、科学的に把握できるようになる。適切な人材配置も可能になると本書は説く。


人工知能×ビッグデータが「人事」を変える
福原 正大、徳岡 晃一郎 著
朝日新聞出版
224ページ
1620円(税込)

出典:日経情報ストラテジー 2016年4月号
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